大事なプログラミング言語について

プログラミング初心者にとって大事なのは、言語の種類や基本といったものを理解することです。プログラミング言語といっても、1つ1つ歴史は異なりますし、設計思想も大きく違ったりするので使い勝手がまるで違うこともあります。

その為、定番や古典など一通り目を通してみたり触れてみるのがおすすめですが、初心者は定義から知るのが良いでしょう。プログラミング言語の定義は、コンピュータなどの計算機に動作の流れや方法、内容などを指示して意図する動作をさせることにあります。

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言語と一口にいっても、自然発生的なものと人工的に作られたものがありますが、プログラミングの場合は後者に分類されます。また機械にとって理解しやすく、解釈できるように設計されているので、人間からするとややとっつきにくいというのが一般的なイメージです。ただし、実際のプログラムは人間が理解できる言語でコーディングを行い、コードを機械が理解できる形に翻訳して実行するのが基本です。つまりプログラミングは人間側と機械側の2つの言語がセットになっており、翻訳を挟んで実行に移す仕組みとなっています。

プログラミングは英語圏で生まれて発展した技術なので、英語で考えたり記述するやり方が主流です。日本語が母国語の日本人にとっては、一度日本語で考えて英語にする必要がありますから、直感的ではなく抵抗感が生じがちです。日本生まれのプログラミング言語の中には、日本語で記述して実行するものも存在しており、英語が苦手な初心者にとって親しみやすく最初に触れるものに適していると思われます。